僕は忘れたくない
2020年5月31日日曜日
僕は忘れたくない
2019年11月30日土曜日
壁の向こう
大きな赤い壁がありました。いつ、だれがつくったのか。知りたがりの小さなネズミは思いました。
「ふしぎだな、きになるな。このかべのむこうになにがあるのだろう?」
こわがりのネコは「わたしたちをまもってくれてるのよ」といい、「むずかしいことかんがえるのはやめろよ」とキツネはにっと笑う。でも、ある日、飛んできた空色の鳥といっしょに壁をとびこえたネズミは……。
絵本『かべのむこうになにがある?』(ブリッタ・テッケントラップ作、風木一人訳。BL出版)のあらすじだ。今年の全国読書感想文コンクールの課題図書で、ひらがなだけのこの絵本の読書の対象は小学5、6年生。色彩豊かな絵本の世界は深く、スマホ世代の子どもたちだけでなく、大人たちの感想も聞きたくなる。
ふと、高専の4年生のころ、授業中に熱く語った教師の言葉が浮かんできた。「金魚鉢の金魚のように、鉢の中をできるだけ大きく動き回るんだね」。就職が気になり始めた学生たちに、与えられた環境(居場所)で精一杯、自己表現してほしいと諭した。
だが、水俣病など公害問題で企業の社会的責任が問われだしたころで、私はちょっと気になった。「鉢の外の世界はどうなの?」
絵本の中では、ネズミの勇気に動かされ、他の動物たちも壁を越えていく。「かべのむこうになんてなにもない。やみだ。はてしないやみだ」という老いたライオンを残して……。くたびれ、長いこと、ほえることもないライオンにも、若いころに壁を越えようと何度か挑戦して、諦めた過去があるのかもしれない。だが、最後はそのライオンもついていき、みんなといっしょになる。
いつしか私も老い、好奇心や勇気を失ってはいないか。
「幸福な監視国家」という中国の壁に挑み、「自由」を求める香港の若者たちの姿がまぶしい。壁を意識せず、深く考えなければハッピーなままでいられるかもしれない。壁をどう
越えるのか。「こわいとおもうから こわいものがみえるんだ」。「ほんとうのものを みる ゆうきが あれば かべはきえる。ぜんぶ きえたあとには きっと すばらしいせかいが あるはずだよ」。絵本の鳥の言葉が胸に響く。
2019年5月31日金曜日
歴史の「縦糸」
歴史の「縦糸」
2018年11月30日金曜日
同窓という宝
同窓という宝
2018年5月31日木曜日
AIと読解力
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2017年11月30日木曜日
現場の力.
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2017年5月31日水曜日
足元を掘るー三池炭鉱閉山20年
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2016年11月30日水曜日
教養と工学ー東工大の挑戦から
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2016年5月31日火曜日
18歳のとき
18歳のとき
2015年11月30日月曜日
いま、技術者倫理の教育は
いま、技術者倫理の教育は
「彼女は女性であった。彼女は被圧迫国民のひとりであった」
2015年5月31日日曜日
理想のゆくえ
理想のゆくえ
「私たちといっしょに学校を創ってみないかね」
1997年5月31日土曜日
汗と塩
汗と塩
「三井三池炭鉱の閉山の光景をこの目に焼き付けておぎたい」
そんな気持ちにかられて三月末、帰郷した。
1996年11月30日土曜日
ナシの涙
ナシの涙